12日の愛媛県内は前日までの梅雨前線が南下し、高気圧に覆われてよく晴れ、気温が上昇。松山は30・5度に達し、今年初めての真夏日となった。新居浜の最高気温は前日より11.3度も高い33・1度で、沖縄県の盛山と並び全国3位の暑さとなったほか、県内15観測地点中10地点で真夏日を記録した。
 松山市では7月中旬並みの気温となり、夕方になっても30度を下回らず、市内中心部のアイスクリーム店「uzumaki cafe(ウズマキカフェ)」はいっときの涼を求める高校生でごった返した。高校2年木原真衣さん(16)は「朝の登校中からずっと暑かった」と友人と冷たいアイスで一息。9月の体育祭に向けた打ち合わせをしながら本格的な夏に思いをはせていた。