中学生にものづくりの楽しさを感じてもらい進学の参考にしてもらおうと、愛媛県新居浜市北新町の新居浜工業高校で7日、「ものづくり教室」があった。東予の中学3年生の男女46人がはんだ付けや溶接などを体験した。
同校が毎年夏休みに開催。機械や電気、情報電子などの専攻科ごとに5講座に分かれ、教諭や在校生が作業を補助した。
光センサーやモーターを組み合わせてミニカーを作る講座では、色を認識してコースの中央を進むようプログラミングを微調整。最後にコースを走らせ、互いに速さを競った。
ペットボトルの包装ラベルに熱を加え、しおりを作る講座などもあり、中学生は真剣に取り組んでいた。