ふるさと納税、愛媛県内二極化
故郷や応援したい自治体に寄付すると税金が軽減される「ふるさと納税」制度で、愛媛県内市町への寄付額、件数に大きな差が出ている。2014年度(12月末現在)、2億円を突破した市がある一方、30万~40万円台のところもあり、二極化が進む。
20市町のうち寄付額が多いのは1宇和島市(2億1371万円)2今治市(1億1670万円)3愛南町(5412万円)。少ないのは1松前町(31万円)2鬼北町(49万円)3松野町(91万円)。
地方の税収増や地域振興につなげるとの趣旨で08年度に始まり、初年度から14年12月末の20市町累計は10億9436万円。14年3月末の5億6709万円から9カ月間でほぼ倍増、人気はうなぎ上りだ。宇和島、今治両市が累計の45%を占める。