愛媛県の南予地方で広く愛されている、ひなまつり定番の菓子「まめいり」を、大洲市の主婦グループ「旬を愛する会」が20日、パック詰めして全国発送した。「懐かしい母の味を、ふるさとを離れた人にも楽しんでほしい」と心を込めて手作りした。4月下旬まで販売する。
 まめいりは、米を蒸し乾燥させたものをいり、ピーナツやあられを加え水あめで固めた菓子。発送は1988年から続いており、今年は県内や関東に約300箱を送る見込み。
 20日は、会の5人が大洲市徳森の宅配便事務所で約30箱を荷造りした。パックのセットAは、まめいり3袋に手作りクッキーと甘酒2本を入れて2750円(税・送料込み)。さらに招福だるまや大洲和紙貝びなを加えたセットBは3300円(同)。