つまようじで「みきゃん」 彩色10万本こつこつ
愛媛県新居浜市立東中学校(東雲町1丁目)の特別支援学級に通う生徒らがこのほど、2017年の愛媛国体をテーマにした「つまようじアート」2点を完成させた。つまようじ計約10万本を使い、マスコットキャラクター「国体みきゃん」などを立体的に表現した力作。7月13~17日、一宮町1丁目の市役所ロビーに展示する。
東中の特別支援学級は13年度から毎年、作業学習の一環でつまようじアートに取り組んでいる。
今回は「みきゃんを作りたい」という生徒のアイデアを基に、14年7月から約4カ月かけ、当時の1~3年生7人が共同制作。縦90センチ横180センチ、90センチ四方の発泡スチロールの板2枚に下絵を描き、赤や青など約10色に塗り分けたつまようじを一本一本、手作業で刺していった。