愛媛県私立学校審議会は26日、4月に始まる国の「子ども・子育て支援新制度」に基づき、新幼保連携型認定こども園に移行する6幼稚園の廃止認可を適当とした。近く知事に答申する。
 新制度では待機児童の解消などを目的に、幼稚園と保育所の機能を併せ持つ認定こども園を拡充する。
 県によると、私立幼稚園87園のうち、認定こども園に移行するのは10園。うち6園は幼稚園と保育所が一体的な運営を行う「幼保連携型」、4園は幼稚園に保育所機能を備えた「幼稚園型」となる。
 幼保連携型への移行のみ、現行の園の廃止認可が必要となる。
 廃止認可を申請したのは、さくら(松山市新立町)▽愛媛(松山市三番町2丁目)▽今治(今治市別宮町2丁目)▽こまどり(今治市大西町宮脇)▽金生(四国中央市金生町下分)▽三島(四国中央市三島宮川3丁目)―の6幼稚園。