愛媛県宇和島市津島町で17日に開かれる「つしま夏祭り」を前に、市津島支所の職員16人が14日、浴衣姿で業務にあたり、薄紫や紺、水色など涼しげな装いが来庁者を和ませた。
岩松町並み保存会(兵頭肇会長)が呼び掛けて、2013年から毎年実施している。江戸末期から明治初期ごろまでの建築物が残る同市津島町岩松地区を「和服の似合う懐かしい町並み」として広め、夏祭りをPRするのが目的。
14日は、浴衣に身を包んだ職員が出迎えると、来庁者は「かわいいね」と笑顔になり、爽やかな雰囲気に癒やされた様子だった。兵頭会長(60)は「祭りではぜひ浴衣を着て、情緒ある町内を歩いてもらいたい」と話した。