お歳暮商戦本格化 百貨店が決起大会
愛媛県内のデパートでお歳暮商戦が本格化している。松山三越(松山市)は10日、歳暮ギフトセンターを開設し、店内で開いた決起大会では、従業員約200人が「頑張ろう」と気勢を上げた。
日本橋本店(東京)に設置する天女像をラベルした限定ビールセットなど計約2250点を用意。このうち、県産品は高級かんきつ「紅まどんな」を使った1本当たり1万800円のジュースをはじめ、じゃこ天とかまぼこの詰め合わせなどを販売する。平均予想単価は約4000円で、目標売上高は前年並みの8億1100万円を見込む。
9日にはいよてつ高島屋(同)でもギフトセンターをオープン。12月27日までの期間中、例年並みの1600点を取り扱う。県産品では生果の「紅まどんな」が一番人気という。ピーク予想は12月5、6の両日。売上高は前年並みの9億5000万円を目指している。