愛媛県八幡浜市出身で日本の飛行機の父とされる二宮忠八(1866~1936年)の功績をたたえる「第40回二宮忠八翁飛行記念大会」が29日、同市若山の市民スポーツパークであり、県内外の約530人がお手製の模型飛行機を大空に向けて次々と羽ばたかせた。
 風の穏やかな絶好の状況の中、参加者は忠八が考案したカラス型やバルサグライダーなど4種類の飛行機別で滞空時間を競争。合図の笛が鳴ると、山あいにある会場の上空を色とりどりの機体がゆったりと飛び交った。