愛媛県今治市玉川町龍岡上の「森のともだち農園」(森智子代表)で21日、ピザ窯とピザ作り体験があり、市内の小学生29人が自然と触れ合いながら、地元の野菜をふんだんに使った熱々をほお張った。
 玉川公民館主催で、地域の文化や自然を子どもたちに伝える事業「ふるさと探検・伝々」の一環。森代表らが講師を務めた。児童らは、れんがを積み上げて窯を設営。「小さい木から」などと教わって火をおこし、うちわで火力を調整した。
 小麦粉を練って作った生地にジャンボシシトウ「甘とう美人」やカボチャ、トマトなどを切って自由にトッピング。窯で焼き上げ、ふわふわのピザをうれしそうに味わい、参加した児童(11)は「手作りはおいしい。窯の作り方などいろいろな発見があった」と話した。