愛媛県松山市出身の演歌歌手えひめ憲一が、家族愛をテーマにした3枚目のシングル「きずな船」をリリース。帰郷したえひめは「生演奏にこだわり、40人編成のバンドとともに録音した。家族や愛媛で応援してくれる人への感謝を込めた」とアピールした。
 えひめは松山北高、愛媛大を経て、1999年に作曲家船村徹の内弟子に。2012年にシングル「故郷(ふるさと)がいちばん」でデビューし、14年にセカンドシングル「瀬戸の恋唄」を発売した。
 「若者の演歌離れが進む時代だからこそ、作り手と歌い手が意見を出し合わないと一方通行になる」とえひめ。新曲を出す時は自らテーマを提案。今回は、家族の絆や人への思いやりを歌にした。8月2日午後5時半から、松山市一番町3丁目の松山全日空ホテルでデビュー3周年記念パーティーを開く。地元ビッグバンドの生演奏で「きずな船」などを披露する予定。問い合わせは、えひめ憲一後援会松山事務局=電話089(989)3431。