伝統的特産品を製造する優れた職人に贈る「えひめ伝統工芸士・食品士」認定証授与式が18日、愛媛県庁であり、手すき和紙やかまぼこ作りなどに携わる6人を新たに認定した。
 伝統技術の社会的評価向上と後継者確保を目的に毎年実施。県指定の特産品26品目の製造に20年以上従事した技術者が対象で、認定者は1981年度の開始から計275人となった。
 神野一仁県経済労働部長は6人に認定証を手渡し「受け継がれてきた技術は時代が変化しても、愛媛の文化や産業に欠かせない」と功績をたたえた。