愛媛県今治市の小中学生がいじめ問題を考える会議が1日、同市南宝来町1丁目の市総合福祉センターであり、46校の代表約100人がいじめを許さない取り組みを提案し合あった。
 全国でいじめが後を絶たない状況を受け、当事者である子どもたちの意見を聞き対策に生かそうと、市教育委員会が昨年から中学生を対象に開催。今年は小学生も加わった。
 会議では参加者が8班に分かれ、人権標語作成や、インターネット上のいじめへの注意喚起など各校の対応を報告。学校間連携として「登下校中にすれ違ちがったら、小中関係なく積極的にあいさつし、明るい雰囲気をつくる」「人権集会を合同で行ない、目標を共有する」などの意見が出た。