愛媛県が開発したイチゴ品種「あまおとめ」を豊富に使ったケーキの販売が4日、東京・新宿の老舗果物店「新宿高野」で始まった。販売開始前の2日には、県内の生産者が同店であまおとめの魅力をPRした。
ケーキ販売は31日まで。新宿高野は定期的に産地に特化した商品を開発しており、4年前から月1回程度、各地の生産者を講師に招いたカルチャー教室を開いている。
2日の教室には8人が出席し、鬼北町近永の農業赤松拓也さん(36)が講師を務めた。赤松さんは「あまおとめは甘みが強く、果肉は硬めでジューシー」とアピール。「色づきをよくするため、反射シートを使って日光を当てている」といった栽培方法も説明した。