愛媛県大洲市のご当地料理を公募し認定する「O(オー)級グルメコンテスト」のメニューを普及させようと、大洲特産品開発普及委員会は18日、過去に認定した2品の試食会を大洲市東大洲のリジェール大洲で開いた。
 2品は、河辺地区のアマゴを使った「アマゴのさつま」と、大洲産のクリに豚肉とかつおだしをまぶし、ご飯にかける「とんくりまぶし」。試食会には約40人が参加した。
 O級グルメは過去4回で57品を認定したが、供給態勢や価格の問題から提供店が限られ、認知度不足が課題だった。委員会は2014年度、あえてコンテストを開かず2品の改良に力を入れ、飲食店にメニュー化を呼び掛け。「アマゴの―」は真空パック化で提供店が3店から7店に増加。「とんくり―」も2店に増えている。