「飛行機の父」歌劇に 八幡浜市で来年7月上演
愛媛県の八幡浜市は19日、同市出身で「日本の飛行機の父」として知られる二宮忠八(1866~1936年)の生誕150年を記念したミュージカルを来年7月に上演すると発表した。市民参加型の舞台にする計画で、困難にも負けず、夢に向かって挑戦した忠八の人生を描く。
ミュージカルは2016年7月30、31両日に八幡浜市文化会館(同市保内町宮内)での上演を予定。大城一郎市長は「忠八翁の進取の気質を後世に受け継ぎたい。多くの市民と感動を共有できれば」と意気込んでいる。
小学4年生以上を対象に、出演する市民約40人を11月9日から募集。16年1月にオーディションを行い、合格者は2月中旬ごろから稽古を始める。問い合わせは市教育委員会生涯学習課=電話0894(22)3111。