愛媛県愛南町内の海と山を自転車で巡る「第4回ツール・ド・あいなん」が15日あり、県内外から集まった143人のサイクリストが、思い思いのペースでペダルをこぎ美しい景観を満喫した。
愛南サイクリング愛好会(粉川洋幸会長)が、自然豊かで車と信号機が少ない愛南町を自転車の聖地にしようと2013年から開催している。
参加者は10人一組に分かれ、午前8時から同町緑乙の「山出憩いの里温泉」を順番にスタート。晴天時は九州まで見渡せる高茂岬を経由して標高1065メートルの篠山の頂上近くまで一気に駆け上がる110キロと、高茂岬を回って温泉に戻る75キロの2コースを選び、銀輪を走らせた。