商品へのデザイン活用策を考える「四国デザインサミットin愛媛」が28日、愛媛県松山市堀之内の県美術館であった。デザイナーや事業者ら約140人がデザインによる効果や可能性を学んだ。
 商品やサービスの高付加価値化を推進しようと、四国経済産業局が主催した。
 新潟市で雑貨などのデザイン、製作販売を手掛ける「ヒッコリースリートラベラーズ」の迫一成代表(36)が講演。新潟産コシヒカリ3合をおむすびの形に手ぬぐいで包んだギフト商品や、笑顔の焼き印を施した積み木などユニークなデザインを紹介し「地方では等身大のものづくりに地域らしさが出る。物や人に寄り添い、魅力に気付くことが大切」と語り掛けた。