愛媛県内の公立小中学校の教職員でつくる県教育研究協議会(愛教研、約7900人)の定期総会が9日、松山市祝谷町1丁目のエスポワール愛媛文教会館であり、知・徳・体の調和のとれた「生きる力」を育む教育を推進するとした2015年度の活動方針などを決めた。
代議員ら約190人が出席。亀田勝豊会長(前松山市道後小校長)が8月の県教育研究大会に触れ「確かな学力を基盤とした生きる力をより育成するため、学校現場での新たな戦略を確立したい」とあいさつした。
来賓の仙波隆三県教育長は「子どもが社会に出た後も学び続ける上で基礎になる学力を身に付けられるよう学校教育の質の向上に努める」と述べた。