「消費喚起」73%評価 県内プレミアム商品券
愛媛県や市町が昨年発行した20%のプレミアム付き商品券について「消費喚起に役立った」との評価が回答者の73.3%に上ったことが、いよぎん地域経済研究センター(IRC、松山市)が8日までにまとめた県内消費者アンケート結果で分かった。
商品券を購入した人の86.6%、購入しなかった人も61.2%が評価した。購入者の25.4%が普段買わないものに充てており、IRCは商品券は購買意欲を刺激する一定の成果があったとみている。
調査は昨年11~12月、県内在住の1600人を対象に実施し、有効回答率は44.2%だった。
県の「愛顔(えがお)のえひめ商品券」は発行総額120億円(100万セット)。国の交付金を活用し、各商工団体を通じて1万2000円分を1万円で販売した。昨年7~11月に約8400の登録店で利用でき、ほぼ完売。17市町でも同様のプレミアム付き商品券が発行された。