海の事件、事故の緊急通報電話番号「118番」の日に合わせ、愛媛県の松山海上保安部は18日、松山市高浜町5丁目の松山観光港で利用客らにチラシなどを配布し、番号の適切な活用を呼び掛けた。
 和泉保育園(同市和泉北1丁目)の年長園児10人も協力してチラシやファイルなど約100セットを手渡し、「海のもしもは118番にお願いします」と元気いっぱいに声を掛けた。受け取った広島県呉市の女性(70)は「番号を知っているだけで事件などがあった時にすぐに協力できそう」と話した。
 松山海保によると、第6管区海上保安本部への2016年の通報は約2万2500件だが、有効通報は約1000件(約4.4%)で、多くは間違いや無言電話だった。