年末年始を愛媛県内で過ごした帰省客らのUターンラッシュが3日、本格化した。JR松山駅は、大きな旅行かばんを手に帰路に就く人や見送りの家族らで混み合った。
 JR四国によると、予讃線では午前10時21分松山発岡山行き特急しおかぜの乗車率が110%だった。駅のホームには発車時刻を前に、列車を待つ乗客が長い列をつくった。
 12月29日から、松山市の実家に家族4人で帰省していた名古屋市の男性会社員(35)は「松山で子どもたちとゆっくりと過ごせた。次はお盆に帰りたい」と話し、両親との別れを惜しんでいた。