愛媛県松山市石井地区の住民でつくる「まもろう憲法9条!石井の会」は6日夜、安全保障関連法案や集団的自衛権に反対するパレードを同地区で実施し、高齢者や主婦ら約120人が「戦争法案反対」とシュプレヒコールを上げた。
安保法案の参院での審議が進み、全国各地で抗議集会が開かれる中、同会からも声を上げようと初めて企画した。
同市古川北2丁目のはなみずき通り沿いの広場に集合した参加者は、国道33号までの約1・2キロをパレード。「戦争いかんぞなもし」「子どもを守れ」などと声をそろえ、沿道の住民や通行人に訴えた。安保法案の廃案を求める決議書を安倍晋三首相や衆参両院議長らに送付することも決めた。