愛媛県が設定したサイクリングコース「愛媛マルゴト自転車道」のうち、今治圏域4コースの利用促進策などを話し合う協議会が30日、今治市旭町1丁目の河野美術館であり、上島町の岩城島と生名島を結ぶ岩城橋開通後のモデルコース策定などが提案された。
 両市町や県の担当者ら約20人が出席。宮川阪光副町長は2021年度完成予定の岩城橋に触れ、「生名、佐島、弓削の3島を巡る現行コースに岩城島も加えてもらいたい」と要望。県側は「開通を機に、船を一部利用して瀬戸内しまなみ海道とゆめしま海道、安芸灘とびしま海道をつなぐコース策定を考えている」と述べた。