愛媛県四国中央市独自の教育指標「宇摩の子の誓い」の活用策を話し合っていた推進検討委員会(石黒忠則委員長)は6日、印刷物や広報誌による周知や啓発、石碑建立などを盛り込んだ提言書を篠原実市長に提出した。各教室での額装掲示や道徳教育への導入、暗唱など教育現場での活用は記載しておらず、市教育委員会は「今後の検討課題」としている。
 「宇摩の子―」は、礼儀を正します▽親やお年寄りを敬います▽やさしくつよい子になります▽命を大切にします-など6項目。子どもの心の健全な育成を促すのが狙いとしている。
 市教委によると、4月以降、保護者対象のリーフレットや、学校・公共施設向けポスターなどを作る予定。