愛媛県内の緑化運動に取り組む「『森のあるまちづくり』をすすめる会」(森田浩治会長)の植樹祭が21日、新居浜市東田3丁目の小規模特別養護老人ホーム宝閑荘であり、幼稚園児ら約70人がサツキやツツジなど13種計576本を植えた。
 同会は2010年8月に発足し、3月末現在で64企業・団体が加入。これまで、会員の施設敷地内を中心に約4万4000本を植樹している。宝閑荘は定員29人で、市内の社会福祉法人宝集会(井下堅理事長)が3月下旬に開所した。
 植樹にあたり、森田会長と井下理事長が「緑があふれ、地域に愛される施設づくりをしたい」とあいさつ。手伝いに参加したパコダ幼稚園(同市松神子3丁目)の年長園児51人は「大きくなあれ」と声を掛けながら、スコップで丁寧に苗に土をかぶせていた。