愛媛県は9日、県「三浦保」愛基金の創設10周年を記念したシンボルマークを発表した。2017年の全国障害者スポーツ大会に向け基金を活用。一部にマークを表示したスポーツ競技用具約300点が12チームの選手らに贈呈された。
 マークは青森県弘前市のグラフィックデザイナー工藤和久さん(51)の作品。公募の320点から選ばれた。三浦の「み」の字をモチーフに人がつながり合う姿を表現している。
 中村時広知事がボールなどを贈呈。県知的男子バスケットボール選抜の奥平拓帆コーチは「一人でも多くの人が障害に理解を深め、選手の頑張りを応援してほしい」と話した。