多様な活動の受け皿や居場所、出会いの場の提供など、まちの暮らしを豊かにする役割を果たしている広場を表彰する「第2回まちなか広場賞」で、愛媛県松山市の銀天街商店街そばの「もぶるテラス・みんなのひろば」(湊町3丁目)が最高賞の大賞を受賞した。主催する一般社団法人国土政策研究会が9日発表した。
 「もぶる―」は市が中心市街地にぎわい再生社会実験事業で2014年11月に設置。官・民・学が連携してまちづくりを推進する拠点「松山アーバンデザインセンター」が運営を担う。市都市デザイン課によると、事業は16年2月までの予定だったが、憩いの場としてやイベントなどでの利用が好評で、16年度末まで延長された。