チャイルドシートやベビー服など使い終わった子育て用品を有効活用しようと、愛媛県新居浜市内で“おさがり”を集め、無料で譲渡するリユースマーケットが１３、１４の両日、同市久保田町１丁目の分譲住宅地で開かれる。
　市内の子育てサークル「キラキラ輝く子育ての会」（杉本公子代表、約８０人）が初めて実施。同会は母親同士の交流を目指し２０１２年に設立、保育園や小学校単位で子育て用品のリユースに取り組んできた。より活動の幅を広げようと、積水ハウス愛媛支店新居浜オフィス（同市）とコラボ。住宅展示場の集客を目指し、ファミリー層などを対象にした同社主催のイベント「コモンカーニバル」内での開催が決まった。
　おさがり品は市内の小学校や幼稚園、保育園を通して回収を呼び掛け、ベビーカーや子ども用自転車、衣服、おもちゃなど、段ボール６０箱分以上が寄せられた。
　イベント当日の持ち込みも受け付け、希望者に譲渡する。余った品物は企業やボランティア団体を通して、海外などに送られる。
　イベントはほかに、布小物や雑貨、飲食物などのブースが日替わりで９店舗出店する。