青空に雲の峰が立ち、一年で最も暑い季節を迎えています。５日付愛媛新聞は「えひめ水景色新聞」と題し、涼感漂う愛媛県内の２７カ所を１～１０、１８、２８～３０面で紹介します。
　７月２６日～８月３日にかけて、木漏れ日の降る渓流や、子どもらの声が弾む川べり、夕日に染まる海を本紙記者が撮影しました。
　自然豊かな愛媛。四国山脈を白く煙らせた雨滴は地中に染み込み、やがて湧き出て清水となり、しぶきを上げる滝や深淵（しんえん）をつくり川へ集い、ゆっくりと海へ流れ出ます。炎天下、水辺は人の心と体に潤いと活力を与えてくれます。
　緑陰に響く瀬音や、打ち寄せる波に夏の思い出を重ねる方も多いのではないでしょうか。暑さはまだまだ続きます。数々の写真と動画で、ひとときの涼をお楽しみください。