愛媛県松野町の障害者施設「ひだまりIII」で3人が死亡した放火容疑事件を受け、県は13日、障害者支援施設などを設置する県内73法人に防火安全体制の徹底と対策の点検を行い、入所者の安全体制の確保に万全を期すよう通知した。
 通知は、県条例で定める非常災害対策が適切に実施されているかを確認。条例は消火設備や非常災害時に必要な設備の設置、安全確保体制や避難方法などを定めた施設防災計画を策定し掲示しておかなければならないとしている。また避難や救出訓練を行い、計画の検証と見直しを実施するよう促している。