「日本遺産」の魅力を海外に発信し誘客を図ろうと文化庁は7日、東京都千代田区の東京国際フォーラムで、海外の報道関係者らを対象にした「日本遺産国際フォーラム」を催した。一般にも公開し約400人が来場。日本遺産を研究した留学生が、外国人から見た村上海賊や四国遍路などの魅力を発表した。
文化庁は、有形無形の文化財群で構成する伝統・文化のストーリーを国内外にPRするため、2015年度に日本遺産を創設した。瀬戸内しまなみ海道沿線に点在する42の文化財からなる「『日本最大の海賊』の本拠地・芸予諸島-よみがえる村上海賊『Murakami KAIZOKU』の記憶」など37件ある。