愛媛県の砥部町内の幼稚園と保育所計8園で1日、一足早くサンタクロースが訪れて交流するプレゼント交換会があった。約550人が家庭から持ち寄った古切手や書き損じはがきなどをサンタに贈り、お菓子などのプレゼントを受け取った。
 子どもたちにボランティアの喜びを体感してもらおうと、砥部ライオンズクラブが25年前から毎年実施。収集した切手などは東京都青梅市の「盲老人ホーム聖明園」の支援に役立てる。
 1日は会員約20人が3班に分かれて訪問。同町大南の愛育幼稚園・愛育つくし園では園児計70人がサンタに扮(ふん)した会員らを大喜びで出迎え、使用済み切手やテレホンカードなどを手渡した。白い大きな袋を持ったサンタからお菓子やおもちゃが入った紙袋が一人一人に手渡されると「ありがとう」と笑顔で受け取っていた。