日ごろ取り扱っている魚介類に感謝する「魚供養まつり」が21日、愛媛県松山市三津ふ頭の市公設水産地方卸売市場で開かれ、関係者約75人が市場の発展を祈った。
魚料理教室や子どもへの食育など魚食普及に取り組む市水産市場運営協議会が1988年から毎年開催し29回目。
神事で出席者が魚介類に感謝の気持ちを表し、楠田勲会長が「安全安心な魚介類の安定的な供給に取り組むことが使命」とあいさつ。9人がタイとヒラメの成魚計9匹を海に放った。
市市場管理課によると、2015年度の総取扱量は愛媛が生産量日本一の養殖タイ728トンやハマチ521トンなど計約1万682トン。