松山外環状道路出入り口を追加 渋滞緩和に期待 国など構造変更案公表
国土交通省や愛媛県、松山市は20日、整備中の松山外環状道路のインター線から国道11号までの区間に出入り口(ランプ)を追加するなど構造変更案を公表した。国道33号や松山自動車道・松山インターチェンジ(IC)へのアクセスが可能になるとしている。
国交省松山河川国道事務所や県によると、現在の都市計画で、松山外環状道路は国道11号から国道33号周辺までの区間の出入り口が1カ所だった。変更後は、国道33号の東西に自動車専用道路と一般道をつなぐ出入り口2カ所を追加。また出入り口部の自動車専用道路を高架構造とする。
事務所は都市計画変更の手続きに1~2年程度を要する見込みとした。出入り口の詳細な場所や供用時期などは未定という。
事務所は「整備中のインター線、空港線と一体的に渋滞緩和などの効果を発揮できるよう計画の具体化へ県、松山市と連携していきたい」としている。