愛媛県徴収確保対策本部会議が17日、県庁であった。2015年度の県税徴収率は98.40%と前年度から0.77ポイント向上し、全国9位だったと報告された。
 20年度までの長期数値目標は15年度を上回り全国3位水準とし、約2億1189万円の自動車税滞納繰越額(15年度末)を3分の1に削減するとした。
 県によると、タイヤロックや捜索の強化などにより県税徴収率は10年度の全国25位から改善。15年度の差し押さえは3246件、タイヤロックは117件、捜索は57件だった。
 16年度の基本方針に迅速な滞納整理や市町と緊密に連携した対策などを掲げ、差し押さえ3千件、タイヤロック120件、捜索55件を活動目標とする。