愛媛県松山市八反地の桜うづまき酒造(篠原成昌社長)は6日、県内酒蔵では最も早く新酒の瓶詰め作業を始めた。9日から県内のスーパーなどで販売される。
 新酒は国産米と地元高縄山の伏流水を使用した「にごり酒」。同社の主力商品で、7月上旬に仕込みを開始した。超甘口だがキレがあり、口当たりの良さが特徴という。
 華やかな香りが漂う工場内では、従業員約10人が慣れた手付きで作業。6日だけで一升瓶(1.8リットル)換算で約2200本を製造し、来春までに約2万本の出荷を見込んでいる。