愛媛県内陶工の新作を集めた第36回愛媛の陶芸展(愛媛陶芸協会、愛媛新聞社主催)が26日、松山市湊町5丁目のいよてつ高島屋で始まった。30日まで。
 「工芸作品」と「生活陶磁器」の2部門に協会員42人が計121点を出品。砥部焼らしい青白磁の器や皿のほか、新境地を開こうと作家が趣向を凝らした造形作品などが並んでいる。
 開展式では、協会の酒井芳人会長が「これまでに多くの作家が日々研さんを重ね、地域が誇る伝統工芸の担い手として活躍してきた。今回も力作が寄せられている」とあいさつし、テープカットで祝った。表彰式もあり、各賞受賞者に賞状などが贈られた。期間中、即売コーナーのほか毎日午後1時から受賞者による「やきものトーク」を開催。28日までチャリティーオークションも開く。