JAバンクえひめ地域活性化応援セミナー(愛媛県信用農業協同組合連合会主催)が8日、松山市南堀端町のJA愛媛であり、県内の行政や農業法人関係者ら約80人がインバウンド(訪日外国人客)の誘客促進に向け、地方の強みを生かした観光について考えた。
 宿泊予約サイトを運営する「リクルートライフスタイル」(東京)の木島達也地方創生プロジェクトマネージャーがインバウンドの現状を解説。愛媛のターゲットとして、日本を深く知りたいと思っている訪日経験3回以上の旅行者を挙げ「サイクリングは健康志向の富裕層に好まれる」「歴史やアートも人気」などとアドバイスした。
 参加者が特定の国からのインバウンドを想定した観光戦略を考える時間もあり、木島氏が国ごとに異なる観光ニーズの傾向などを紹介した。