愛媛県の松前町岡田校区の自主的な防犯活動に役立ててもらおうと、伊予署と伊予地区防犯協会は5日、同校区内5地区(恵久美、塩屋、大間、北川原、西古泉)の住民有志が本年度結成したパトロール隊に、腕章とたすき各110個を贈呈した。
 岡田校区には8地区あり、2014年から各区長ら有志が防犯組織を結成し、自主的な防犯活動を展開。これまでに3地区でパトロール隊が発足していた。
 伊予市下吾川の伊予署で贈呈式があり、隊員や署員ら28人が出席。小笠原洋署長が各地区の代表者にたすきを手渡し「日々活発な活動が展開されており、心強く感じる。さらなる活動の活性化を期待したい」とあいさつ。塩屋地区のパトロール隊代表(73)が「一丸となって地域の安全のために頑張りたい」と力強く決意を述べた。