坊っちゃん劇場10年、400人祝う
坊っちゃん劇場(愛媛県東温市見奈良)の開業10周年記念パーティーが14日、松山市内のホテルであり、活動を支援してきた行政、企業団体、後援会の関係者ら約400人が節目を祝った。
俳優陣によるミュージカルソングで開演し、劇場を運営するジョイ・アートの越智陽一社長は「全国に例のない劇場をどう運営していくのか、暗中模索、息継ぎせずに歩いてきた」と回顧。集まった人たちに感謝を述べるとともに「地域の文化振興の担い手としてさらに裾野を広げていく。これからも応援を」と協力を呼び掛けた。
中村時広知事や劇場後援会長の土居英雄愛媛新聞社社長らが祝辞。公演作の多くを手掛けた脚本家で劇場名誉館長のジェームス三木さんは「この10年いろいろと迷惑を掛け、死んでも死にきれない」と語り、会場の笑いを誘った。