地域で盛んな稲作を体験してもらおうと、愛媛県松前町徳丸の青葉幼稚園の全園児97人が14日、近くの水田で恒例の田植えを楽しんだ。
園が地域の協力を得て11年前から開いている。今年は八束直司さん(64)所有の約1アールの水田で作業した。
田に入った園児が怖がって泣きだしたり、ばらばらに苗を植えたりするハプニングが続出したが、地元農家らの手助けで徐々に慣れ「大きくなってね」と言いながら上手に植え付けていった。
初めて体験した園児(3)は「泥が冷たくて面白かった。おにぎりを食べるのが楽しみ」と笑顔だった。