災害に備え協定 西条西署・JA周桑
西条西署は25日、南海トラフ巨大地震などの大規模災害に備え、JA周桑(愛媛県西条市丹原町池田)と災害時の協定を結んだ。JA所有の施設や物資などの提供を受け、円滑な警察活動の維持を目指す。
主な協定事項は、署の警察活動に必要なときは、JAは関係施設や資材などを提供する▽警察用車両などの燃料確保が困難なときは、JAの給油所で必要な燃料を優先的に提供する▽署は燃料の提供を受けたときは費用を負担する―など。
西条市壬生川の署で締結式があり、関係者6人が出席。戸田耕二組合長が「減災のためには警察との協力体制の確保が必要不可欠。当JAにおいても幅広い支援を行っていきたい」とあいさつした。長谷勝敏署長は「備えがより一層心強いものになった」と謝意を表した。