愛媛FCは今季、アジアやアフリカなどの発展途上国の子どもたちに使わなくなったサッカー用具を送る「愛ボール活動」を始めた。
タイやインドなどでプレー経験のあるアカデミー普及担当スクールコーチの末岡龍二さん(36)が、子どもたちに海外に関心を持ってもらい、用具が不足している途上国の子どもらのプレー環境改善につながればと発案した。
用具は、アカデミーなどで使用したボールや、スクール生やレディース選手にもスパイクを提供してもらった。愛媛FC事務局によると、これまでにインドやタイ、ブータン、カンボジアのサッカー関係者にボール計32個を届けた。今後はマラウイやヨルダンにも送る予定。