松野の魅力を英語で発信 地元中3生が観光ガイド作製
松野町へ「ウエルカム」―。外国人観光客にふるさとの魅力をPRしようと、愛媛県の同町延野々の松野中学校の生徒がこのほど、観光名所の見どころなどを英語でまとめたガイドブック1400部を作製した。町が町外イベントなどで外国人に配布する。
ガイドブックはB4判の三つ折りで、滑床渓谷や道の駅「虹の森公園まつの」など、観光スポット7カ所を写真を交えて紹介している。同校の外国語指導助手と英語教諭が英文を監修した。
昨年の夏休みに英語版マップ作製を3年生の課題にしたところ、作品の完成度が高く実用化を検討していた。12月に町議会議場で開かれた「森の国まつの子ども議会」で、生徒が「外国人観光客は年々増えている。英語版観光マップを作製してはどうか」と町に提案。後日「自分たちで作れるのでは」と考え、関奉仕財団(松山市)の助成を受け、1月に作製を始めた。