過疎化で農地の維持が困難になっている集落と、支援役としての地元企業を結ぶ県の「中山間ふるさとサポートマッチング事業」の協定調印式が9日、愛媛県の久万高原町久万の上浮穴建設会館であり、町内の集落と企業の14組が協定書を交わした。
 県が2014年度から実施。県内の中山間地域でアンケートをした上で、事業への参加を希望する集落と、地域の草刈りや水路清掃などを手伝う企業・団体などを結びつける。これまでに7組が協定を結んでおり、15年度は新たに29組が合意しているという。
 9日は、集落の代表者と町内の建設会社の社長ら約30人が協定書に調印し、握手を交わした。