旧正月に合わせ大洲市八多喜町の祇園神社で開く「祇園まつり」(八多喜商工会など主催)が8日、始まった。11日まで。家内安全や厄よけを祈願し各地から参拝者が訪れる。
神社はスサノオノミコトをまつっており、江戸時代には大洲藩主加藤家の参勤交代時の海上安全祈願所だった。祇園まつりは戦前「八多喜のお祇園様」と呼ばれ、県内から数万人の参拝者が臨時列車で訪れるほどだったという。
8日は開幕式があり市役所、市議会、観光関係者約40人が出席し神事を行った。
神社では商工会が午前10時~午後5時、うどんを販売している。11日午後1時から神楽が奉納され、午後3時に餅まきがある。