愛媛新聞賞に立川・木綱・智内氏 スポーツ賞は4団体11個人
ふるさと愛媛の社会・経済の発展や文化振興に貢献した個人・団体に贈られる第64回愛媛新聞賞の受賞者が、愛媛県生活協同組合連合会顧問の立川百恵さん(77)=松山市在住、岐阜県出身、和洋生菓子製造販売の「あわしま堂」監査役の木綱俊三さん(73)=八幡浜市、画家の智内兄助さん(67)=埼玉県在住、今治市出身=の個人3人に決まった。
社会部門で選ばれた立川さんはコープえひめ理事長を長年務め、男女共同参画社会の実現に向けても国や県、松山市の推進組織の一員として尽力した。産業経済部門の木綱さんはあわしま堂の社長、会長として地域経済発展に寄与し、県警察行政の要職も歴任した。文化部門の智内さんは日本画と洋画の垣根を越える革新的画風を確立、日本の伝統美に現代的な意匠を加えた幽玄の境地をひらき、美術文化に貢献した。
また第43回愛媛新聞スポーツ賞には、野球の独立リーグ日本一となった特別賞の愛媛マンダリンパイレーツをはじめ、4団体11個人を選んだ。
贈呈式は5日午前11時から、松山市大手町1丁目のホテルJALシティで。