地元で生産しているソバを試食しようと、愛媛県久万高原町直瀬の下直瀬ふれあい館でこのほど、そば打ちの体験教室があり、住民ら約10人が地域で生まれたそばを味わった。
 地元の会社員、日浦正男さん(57)が数年前から生産しているソバを地域おこしに生かそうと、地元住民が開催。町内で飲食店を営んでいる近くの阪本昭さん(59)が打ち方を手ほどきした。
 阪本さんは「スプーン1杯分の水加減で出来上がりが変わってくる」など、20年ほど独学で勉強してきたというそば打ちのこつを伝授。日浦さんも初めての麺打ちに挑戦し、完成したそばを集まった近所の人たちに振る舞った。