東京・丸の内の東京海上日動火災保険本店ビルで9、10の両日、愛媛県物産フェア(県、同社愛媛支店主催)があり、建物内で働く約3000人に特産品や観光をPRした。
 同社は2011年に東日本大震災の復興支援として福島県フェアを開催。以後、地域振興を目的に各自治体の物産展を催しており、愛媛は今回が初。
 昼休み、多くの社員が温州ミカンや今治タオル、銘菓など会場に並んだ県産品を買い求めていた。中村時広知事も10日に会場を訪れ、永野毅社長に特産品を売り込んだ。
 社員食堂では愛媛の郷土料理が提供された。愛媛の都市伝説にちなんだ「みかんジュースが出る蛇口」も登場し、訪れた人たちが面白がってジュースを注いでいた。